協会ニュース 『陶説』平成14年6月号より

▼平成14年の仙台支部第1回大会が、6月9日(日)午前10Z時より仙台市博物館1階で開かれます。展観は「茶入」。講師は本協会理事・小田榮一氏。添釜は金ヶ崎宗伸氏です。詳しくは、電話022-222-6710金源堂までお問い合せ下さい。

▼高知支部・14年度例会が高知県立市町村共済会館(高知市本町5-3-20)にて6月23日(日)午前10時より、協会常任理事黒田和哉氏を招いて開かれます。演題「伊賀・信楽」
お問い合せ先・高岡郡佐川町甲2201・竹村脩宛 Tel.0889-22-0267、Tel 0889-22-2728

▼第19回田部美術大賞「茶の湯の造形展」の入選作73点が決った。今回の田部美術館大賞は山本出氏(備前)の「備前ブルゴーニュ土積上花器」。優秀賞は犬山卓也氏(出雲)の「沈泥彩飾管」と野坂和左氏(萩)の「鉄釉大鉢」。奨励賞は稲留清彩氏(広島)の「裂文様花器」、岡本孝明氏(倉敷)の「掛分釉絞描文水指」、金重有邦氏(備前)の「伊部平茶盈」、佐藤苔助氏(備前)の「広口花器」、三原明氏(島根)の「*拓器皿二態」。各受賞者には、賞状とトロフィーおよび副賞が贈られた。 (*「拓」は「火(ひへん)に石」)

▼「第2回東美文人煎茶会」が6月15日(土)午前10時より午後4時まで、東京美術倶楽部にて催されます。玉露席は2階・花の間にて無禄・佃田一輝氏が、濃茶席は2階・済美庵にて東洋庵・潮田翠烏氏が席持ちをされます。点心席は雪の間にて竹葉事が担当します。会費は2万5千円。詳しくは、電話03-3432-0191 東京美術倶楽部事務局・井田または須藤まで。

▼第27回古九谷修古祭が6月22日、23日の両日、「よみがえれ炎のふるさと」と題して地元・中山町で開健される。
開幕式・後藤才次郎顕彰供養祭は9時30分から医王寺で。22日の午後7時30分、山中町社会教育文化会館にて愛知県陶磁資料館主任学芸員の井上喜久男氏による基調講演「九谷古窯跡出土品の調査成果」が行われるほか、無限庵にて古九谷名品展、現代陶芸展、古九谷窯跡発掘資料展(山中・九谷A遺跡出土の磁器片展)、子供作品展、現代作家作品頒布会、お茶会などが催される。
詳しくは、事務局・山中温泉協会 電話0761-78-0330までお問い合せ下さい。

▼「第18回鈍翁茶会」が6月22日(土)、23日(日)の両日、午前9時から午後4時まで山形市東原町2-16-7 清風荘・宝紅庵で催されます。今回の濃茶席はMOA美術館、薄茶席は孤篷庵、立礼席は水里庵が担当いたします。茶券は7000円、お申込みの方は6月10日までに左記の事務局へお願いします。
鈍翁茶会実行委員会事務局
電話023-622-3692(清風荘内)

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