やきもの界ニュース 『陶説』2022年11月号より

第56回女流陶芸公募展

昭和32年に発足の日本初の女性陶芸家集団、女流陶芸の公募展で、入賞・入選の作品が展示されます。審査結果は次号以降に掲載いたします。
会期:11月23日(祝・水)~11月27日(日)10時~18時 *最終日は17時まで
会場:京都市京セラ美術館
問合せ先 ☎090―2357―597(女流陶芸事務局)

「八木明―磁の流れ―」展

空間を内包する入れ子の作品を中心に、父・八木一夫をはじめとする作家一家の作品も展示されます。
会期:~11月25日(金)10時~17時(入館は16時45分まで) *月曜日休館
会場:中信美術館 京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136―3 ☎075―417―2323

一乗谷朝倉氏遺跡博物館がオープン

大規模な中世都市遺跡である一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)を学ぶ博物館が、10月1日にオープンしました。
50年以上続けられている発掘調査により発見された石敷遺構の露出展示や、遺構内の一部を30分の1スケールで復元したジオラマなどにより、当時の一乗谷の様子や、人々の暮らしぶりがわかりやすく展示されています。また、国指定重要文化財を含む数多くの出土資料を、映像などとあわせて見ることができます。

一乗谷朝倉氏遺跡博物館
福井県福井市安波賀中島8―10 ☎0776―41―7700
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日、年末年始
基本展示観覧料 一般 700円/高校生 400円/小中学生 200円/70歳以上 350円
※特別展の観覧料は別途

第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ2022

「工芸が想像するもの」をテーマに、公募展「金沢・世界工芸コンペティション」と企画展「工芸が想像するもの」で構成されます。
会期:11月13日(日)~11月30日(水)10時~18時
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B
※会期中無休・入場無料

◆金沢・世界工芸コンペティション
大賞は田中里姫(石川)のガラス作品《楚々、憧憬》が選ばれました。陶芸関係の入賞者は以下の通りで、入賞・入選作品を展示します。
準大賞 「胎動 ’19-7」(ガラス・陶)津守秀憲(東京)
次世代賞 「breath」井掛紗百合(滋賀)

(敬称略)

◆企画展「工芸が想像するもの」
国立工芸館・石川県立美術館・金沢21世紀美術館の収蔵作品を一堂に集めるとともに、ロエベファンデーションクラフトプライズ2022の受賞作品を加え、多彩な表情を紹介します。各美術館からの出品作家は以下のとおりです。

国立工芸館
安藤源一郎、三代畠春斎、今泉毅、津金日人夢、松崎森平、見附正康、水口咲、新里明士、坂井直樹、須田悦弘、内田鋼一、内田繁、和田的
石川県立美術館
金丸水明、小西啓介、中川衛、十代大樋長左衛門(陶冶斎)、高橋介州、二代砺波宗斎
金沢21世紀美術館
マイケル・ブレナンド=ウッド、伊藤孚、上出惠悟、桑田卓郎、中村哲也
詳しくはこちらから。

KUTANism

本年4回目となる色あざやかな焼き物「九谷焼」を、見る/知る/めぐる、石川県能美市・小松市全域を会場にした芸術祭が、12月11日まで開催されています。

名工選「NEXT九谷 vol.IV」展
会場:KAM能美市九谷焼美術館 五彩館
クタニの道具展
会場:九谷セラミック・ラボラトリー

第6回「KOGEI Art Fair Kanazawa 2022」

工芸に特化したアートフェアで国内外31ギャラリーが集結します。(『陶説』832号112頁も参照ください)。
会期:12月10日(土)11時~19時/12月11日(日)11時~18時
会場:ハイアットセントリック金沢
入場料:2000円
※陶芸関係の出展ギャラリーおよび出品作家は以下のとおりです。
しぶや黒田陶苑 伊藤秀人、内田鋼一、新里明士、松永圭太
縁煌 吉村茉莉、牟田陽日、堀貴晴、澤谷由子、今川朋実ほか
悠遊舎ぎゃらりぃSAPPORO 藤本友
ギャラリーNOW 黒田泰蔵
多治見市文化工房ギャラリーヴォイス 永井麻紀子、古井 晶子、奈良祐希、伊村俊見、髙津未央
詳しくはこちらから。

第51回公募全陶展

茶陶からオブジェ陶まで幅広く陶磁作品を募集する公募展。入賞・入選が以下のとおり決まりました。
文部科学大臣賞 「変革」高橋隼哉
全陶展大賞 「練込輪花組皿」江沢規予
東京都知事賞 「象嵌扁壺(ワタリガニ)」松井弘次
黒田和賞 「彩泥布文花器」関口踏絵
金子賢治賞 「黒瓷 積翔」森田高正
唐澤昌宏賞 「情景」井澤洋子
谷中田賞 「彩文器」植草稔
清水賞 「花文象嵌鉢」宮﨑容子
陶遊賞 「彩色線紋器」櫻井良枝
CCU青山賞 「泥彩魚子文組器」川井佐織
理事優秀賞 「希望が街に」遠藤富美子
会員優秀賞 「松薪叩紋焼締め花器」村山圭子
会友優秀賞 「ラインのフーガ」門井千津子
新人賞 「秋雲」藤澤徳雄
クラフト賞 「千代紙」若山紀子
奨励賞 「響」安齋博次/「向日葵文鉢」金子英子/「萩掛分鉢」苅北好美/「波光」久野宗雄/「朝焼け」小正京子/「凛・象嵌金彩を粧う」橋本由紀子
努力賞 「離脱する楔」井口豊重/「緑は愛・深い無限と共に」江﨑紀子/「絡み合う形態」大塚眞盛/「存在」永野千香子/「衆少成多」三橋沙奈

(敬称略)

2022歳末正札会

茶道具・絵画を始めとする約10,000点の美術品を一堂に集めて、以下のとおり開催されます。
会期:12月3日(土)10時~18時/12月4日(日)10時~16時
場所:東京美術倶楽部 東京都港区新橋6―19―15

第9回日本美術展覧会(日展)

本展の受賞作品のうち陶芸の受賞作品、および巡回先は以下のとおりです。
特選
「砂海の風」喜多浩介
「愛燦燦」高森絢子
「遙跡」小割哲也
(敬称略)

巡回先
東京 11月4日~27日 国立新美術館
京都 12月24日~2023年1月20日 京都市京セラ美術館
名古屋 1月25日~2月12日 愛知県美術館ギャラリー
神戸 2月18日~3月26日 神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館
富山 4月21日~5月7日 富山県民会館美術館
詳しくはこちらから。

訃報

「やきもの新感覚シリーズ」を企画・開催し多くの陶芸家を紹介した入澤ユカ氏が、10月11日に亡くなられました。75歳でした。入澤氏は1981年にINAXの銀座ショールームを開設し、ギャラリーの企画・運営を長年にわたり担ってこられました。また、長三郎常滑陶芸展の審査員もつとめられました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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公益社団法人 日本陶磁協会

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