協会ニュース 『陶説』平成30年5月号より

▼「平成30年度 日本陶磁協会茶会」のご案内 本年は弊協会副理事長・林屋晴三氏の追善を兼ね、5月17日(木)に東京美術倶楽部にて「日本陶磁協会茶会」を催すこととなりました。昨年に引き続き、千宗屋氏に「林屋先生の思い出」と題して講演をしていただきます。また、重文展示室では展観「茶の湯のやきもの展」も開催いたします。皆様のお越しをお待ちしております。

日 時: 平成30年5月17日(木)9時~15時(受付:9時~14時)
会 場: 東京美術倶楽部・茶室(東京都港区新橋6-19-15)
茶 席:
 濃茶席 席主・梅澤信子(日本陶磁協会理事長)
 薄茶席 席主・日本陶磁協会常任理事
 点心席 東京・吉兆

講 演 ※満席になりました
 講師  千宗屋氏(武者小路千家官休庵)
 題名  「林屋先生の思い出」
 時間  13時より
 定員  300名(要申込、先着順)
 展観  「茶の湯のやきもの展」
 会費  会員15,000円 一般25,000円
 定員  400名(要申込、先着順)

※茶席も残りわずかとなりましたので、お早めにお申し込みください。 申込方法 会員番号・名前・住所・電話番号・同伴者人数を記入の上、葉書にて。折り返し振込用紙、入席券をお送りします。

▼ 第3回「日本陶磁協会奨励賞」 関西展(京都・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫)

「日本陶磁協会奨励賞」は、鑑賞・茶陶部門及び実用陶芸・クラフト部門における優れた作品に対して贈られるもので、産業陶器から茶陶、立体造形まで幅広い作品を対象とし、ジャンルは問いません。第3回を京セラ美術館にて開催します。京都・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫の2府4県に在住する作家及び窯元の作品をお待ちします。

[応募締切]
2018年9月13日(木)
[入選・賞]
鑑賞・茶陶部門 「日本陶磁協会奨励賞」3名
受賞者には賞金20万円及び賞状を贈呈
(その地域における最も優秀な立体造形作品および茶陶作品)
実用陶器・クラフト部門「日本陶磁協会奨励賞」2名
受賞者には賞金20万円及び賞状を贈呈
(その地域における最も優秀な実用陶器およびクラフト作品)

応募資格
陶芸における立体造形作品及び茶陶など創作活動を行う「鑑賞・茶陶部門」、または実用陶芸及びクラフト作品などの創作活動を行う「実用陶器・クラフト部門」を対象とする。作家作品でなく、窯作品(産業陶器)として出品される方は「産業陶器」と明記し、分業で制作している場合は審査する内容(絵付で審査を受ける場合は、絵付)と明記下さい。国籍は問いませんが、京都・滋賀・奈良・和歌山・大阪・兵庫の2府4県内に在住する方に限ります。
応募方法応につきましては応募要項をご覧下さい。
お問い合わせ先
公益社団法人 日本陶磁協会
〒101―0062 東京都千代田区神田駿河台2-9
☎03-3292-7124

受賞作品は翌年1月に開催の「日本陶磁協会賞受賞作家展」(銀座・和光)においても出展展示いたします。

● 展覧会
2018年10月21日(日)~11月25日(日)
京セラ美術館 京都市伏見区竹田鳥羽殿町六番地 京セラ本社ビル1階

同時開催/日本陶磁協会賞受賞作家展(京都・滋賀・大阪・兵庫)
本展覧会を記念して、歴代の「日本陶磁協会賞・金賞」受賞作家(京都・滋賀・大阪・兵庫在住)の作品を会場に展示します。

▼ 「第34回鈍翁茶会」ご案内

6月23日(土)24日(日)午前9時~午後4時
清風荘・宝紅庵(山形市東原町2-16-7)

濃茶席
徳禅寺護持会
薄茶席
田中一州氏
立礼席
和敬庵氏

会費 前売8千円、当日9千円
申込先
〒999-0034 山形市東原町2-16-7 清風荘内 鈍翁茶会実行委員会事務局
☎・FAX 023-622-3692
問合先
飯田好日堂 ☎03-3561-2033
古玩堂 ☎03-3443-4046

▼「第48回瑞泉寺茶会」ご案内

5月25日(金)午前10時~午後3時
瑞泉寺(神奈川県鎌倉市二階堂710)

茶席 中島宗基氏・中島宗爵氏・鈴木宗明氏(裏千家)
会費 14,000円
申込先 瑞泉寺茶会(☎0467-22-1191)
申込締切 5月15日(火)

▼ 「Four Rooms+1 4つの和室と蔵にみる現代美術」

樂翠亭美術館(☎076-439-2200)にて6月19日(火)まで開催。
独自の表現を追求してきた、青木野枝、赤瀬川原平、草間彌生、菅木志雄、関根伸夫、名和晃平、難波田龍起、村上隆、村上裕二、李禹煥、アニッシュ・カプーア、ジェフ・クーンズ、カウズ、伊藤慶二、小川待子、桑田卓郎、鯉江良二、林茂樹、八木一夫他の作家の作品を展示。

▼ 「リサ・ラーソン展~スウェーデンのすてきな芸術一家~」

札幌芸術の森美術館(☎011-591-0090)にて6月10日(日)まで開催。
初期から近年に至る代表作をテーマ別に展示されます。

▼「陶芸~新世代の技とかたち」展

札幌芸術の森工芸館(☎011-592-4122)5月26日(土)~7月16日(祝)
道外より植葉香澄・高橋奈己・戸田浩二・中田雅巳・星野友幸、道内より井川ゆきな・大石俊久・金子しおり・北川智浩・工藤和彦・中島勇・中村敏美・深田健介・前田育子・増原嘉央理・三上慶耀・三津和広の各氏の作品が展示されます。

▼「土と生きる―岡山ゆかりの現代作家―」展

備前市立備前焼ミュージアム(☎0869-64-1400)にて7月1日(日)まで開催。
現代の陶芸において、無釉・施釉、陶器・磁器の区分なく、自らの表現素材として土を選択した「土と生きる」作家9名の作品約50点が作陶道具などと共に展示されます。出品作家=天羽羽衣・阿波夏紀・市川透・江口葉菜子・加藤直樹・金重潤平・小出尚永・小橋順明・三浦義広(敬称略)

▼「平成30年新指定国宝・重要文化財」

文化審議会文化財分科会の3月9日の審議・議決を経て、新たに5件の美術工芸品を国宝に、50件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて、文部科学大臣に答申されました。うち陶磁関連は以下のとおりです(いずれも重要文化財として)。「交趾大亀香合」藤田美術館蔵「色絵椿文大皿 二枚」(鍋島)鍋島報效会蔵 なお新指定の国宝・重要文化財について、東京国立博物館・本館8室・11室にて5月6日(日)まで展示しています。

▼「第7回唐津やきもん祭り」

5月5日(土)まで開催。唐津市中心市街地にて左記の展覧会など、様々なイベントが催されます。

▼「古唐津 もうひとつの桃山 田中丸コレクション・中里コレクション 古唐津の共演」展

唐津市近代図書館(☎0955-72-3467)にて5月13日(日)まで開催しています。

▼「~古美術の精華~幾世紀展」

5月24日(木)~30日(水)に渋谷・東急本店8階美術ギャラリーにて開催。
永い年月のあいだ人々の手から手へ大切に受け継がれてきた宝物。日本・中国・朝鮮古陶磁を中心に、茶の湯の器から蒔絵、近代工芸、古伊万里の食器まで幾世紀の年月を経た選りすぐりの作品を一堂に取り揃え展示即売します。 問合先=☎03-3477-3857〈直通 担当:前坂〉

▼「ザ・美術骨董ショー 2018」

5月1日(火)~5日(土)に東京プリンスホテルにて開催。
問合先:事務局 ☎03-3470-2103 公式サイト

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