協会ニュース 『陶説』平成25年12月号より

▼第23回やきもの文化講座「人間国宝展 生み出された美、伝えゆくわざ」

場 所 根津美術館・講堂(東京都港区南青山6-5-1)
日 時 平成26年2月6日(木) 午後1時30分より
講 師 伊藤嘉章氏(東京国立博物館学芸研究部長)
定 員 120名(先着順)
参加費 会員2,500円、一般3,000円(入館料込み)

日本では古くから、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形などの工芸が発達し、その芸術性は今日まで高く評価されています。「人間国宝」(重要無形文化財の保持者)は、そうした伝統の「わざ」の継承者であると同時に、新たな創作を行うことで新しい伝統を生み出してきました。東京国立博物館で開催される展覧会「人間国宝展 生み出された美、伝えゆくわざ」(本号で特集)は、国宝・重要文化財など歴史的に評価されてきた古典的な工芸と、現代の人間国宝の作品を一堂に集めた画期的な展覧会です。その展覧会をご担当された伊藤嘉章氏に、陶芸を中心とした伝統工芸の魅力を語っていただきます。

〔お申し込み方法〕電話にて日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124)までお申し込み下さい。追って入館券と振替用紙をお送りいたします。

▼平成25年11月3日付にて秋の叙勲、文化勲章、褒章が発令されました。陶芸関係では、山ロ県指定無形文化財萩焼保持者・波多野善蔵氏が文化財保護功労により旭日章・旭双を、九谷焼・下道良平氏が伝統工芸業務功労により瑞宝章・瑞単を、愛知県指定無形文化財(陶芸織部・黄瀬戸)保持者・加藤作助氏が文化財保護・教育研究功労により瑞宝章・瑞小を、赤津焼・三宅紀保氏が伝統工芸業務功労により瑞宝章・瑞単を、砥部の八瑞窯・自潟八洲彦氏が業務精励により黄綬褒章をそれぞれ受章されました。心よりお祝い申し上げます。

▼人間国宝・荒川豊蔵氏の作品や収集品を所蔵する豊蔵資料館が10月13日に「荒川豊蔵資料館」と改称して再オープンしました。今年3月、運営してきた財団法人の解散に伴い、可児市が寄贈を受け、外壁や内装などの改修が施されました。開館にあわせて記念企画展「人間国宝 荒川豊蔵~運命に導かれて~」が、また可児郷土歴史館でも関連企画展として「美濃桃山陶 可児コレクション」が、いずれも12月27日(金)まで開催されています。「荒川豊蔵資料館」(可児市久々利柿下入会352、電話:0574-64-1461)の開館は金~日曜、祝日の午前10時~午後4時。(73頁も参照ください)

▼第45回日展(平成二十五年度)の受賞、入選が決まりました。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5つの部門のうち工芸美術の応募数は856点、入選数は496点で、10名の特選受賞者のうち、陶芸関係は安藤工氏の「悠久」、曽根洋司氏の「雲涯ヨリ」、山本由紀子氏の「天地悠久」が受賞されました。展覧会は国立新美術館(~12月8日)、京都市美術館(12月14日~平成26年1月19日)、愛知県美術館ギャラリー(1月29日~2月16日)、大阪市立美術館(2月22日~3月23日)、米子市美術館(4月19日~5月18日)、石川県立美術館(5月24日~6月15日)、福岡市美術館(6月21日~7月13日)と巡回します。

▼ 「第47回公募展・女流陶芸」が京都市美術館にて11月20日(水)~11月26日(火)に開催されます(問合先:女流陶芸事務局 電話:090-2357-0597)。入賞作品については次号でお知らせいたします。

▼ 「第16回DOMANI・明日展─未来を担う美術家たち 建築×アート」が12月14日(土)~平成26年1月26日(日)に国立新美術館(電話:03-5777-8600)にて開催されます。文化庁による「新進芸術家海外研修制度(旧:芸術家在外研修)」の成果発表展で、今展では、初めて“建築”のジャンルを取り込み、その試みとして「未来の家」というテーマを設けて44名の建築家たちがひとつの作品を創り上げるとともに他ジャンルのアーティスト8名と競演します。陶芸家では徳丸鏡子氏が出品します。

▼ 「日本民藝館展─新作工芸公募展」が12月8日(日)~23日(祝)に日本民藝館(電話:03-3467-4527)にて開催されます。手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙などの新作工芸品が展示・頒布されます。

▼ 『陶説』にいつも随筆をお寄せいただいていた関根秀吉氏が11月2日に逝去されました。享年85歳でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

▼昨年4月1日から賛助会員の募集を始めました。1口1万円で5口からです。現在の賛助会員は現在の賛助会員は井上オリエンタルアート、北山美術店、十四代今泉今右衛門氏、酒井田柿右衛門窯、神通静玩堂、鈴木藏氏、谷庄、中島宏氏、はごろもフーズ、繭山龍泉堂、ロンドンギャラリー、渡邊三方堂です。心より感謝申し上げます。

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