協会ニュース 『陶説』平成16年5月号より

▼平成16年仙台支部第1回大会が5月30日午前10時から午後4時まで、仙台市博物館1階にて開催されます。今回の展観は「利休と織部の桃山茶陶」講師は黒田和哉常任理事、演題は「利休と織部の茶陶考」です。添釜は、裏千家・岡崎宗留先生社中。お問い合せは電話022-222-6710 金源堂まで

▼第9回京都支部会(茶会) を5月23日(日) 午前10時より午後4時まで、京都御所内の拾翆(シユウスイ) 亭にて開催いたします。参加ご希望の方は電話075-493-4521 ギャラリー器館 梅野まで。

▼第42回博多宗湛会茶会が5月15日(土) ・16日(日) の午前9時30分から午後2時まで、日本料理「とり市」(福岡市室見川河畔) にて行われます。今回の濃茶席・薄茶席は林屋晴三氏、点心席は「とり市」。お問い合せは、宗湛会事務局(福岡市中央区天神2-3-7 山想園内 電話092-751-4358まで。

▼「滝口和男作陶展一こころの居場所は一」が5月18日(火) から25日(火) まで、銀座・和光4階アートサロンにて開催される。今回は、滝口氏による和光では初めての個展であり、言葉が制作の重要な起点になると語る氏が、森孝一(本協会主任研究員) の心象風(を綴ったエッセイからイメージを膨らませ制作したテーブルを彩るうつわと、身につけて楽しめる装身具にも挑戦します。懐かしさを呼び覚ます、遊び心溢れる作品の数々を、ぜひこの機会にご覧下さい。お問い合せは、電話03-3562-2111 宝飾・美術営業部まで(東京都中央区銀座4丁目5-2 和光) 。

▼第14回MOA岡田茂吉賞が発表された。絵画部門大賞は小泉淳作氏、優秀賞は川崎麻児氏、工芸部門大賞は小森邦衛氏、優秀賞は福島善三氏が受賞。なお受賞式は6月26日(土) MOA美術館応接室にて。第14回MOA岡田茂吉賞展は6月25日(金) から7月25日(日)まで。MOA美術館第6~8展示室(静岡県熱海市桃山町26-2 電話0557-84-2511)

▼高麗美術館提携講座「やきもに見る九州と朝鮮文化」が5月29日(土) 午後1時から2時30分まで、京都の佛教大学四条センター(京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 電話075-231-8004)で開催される。今回の講師は九州大学名誉教授の西谷正氏演題は「九州出土の土器と陶磁器」(受講料は千円) 詳しくは高麗美術館研究所 電話075-494-2238まで。

▼昭和63年に開館した萬野美術館(大阪) が、この2月末をもって閉館しました。なお、萬野記念財団の所有する美術品コレクションは、相国寺承天閣美術館(京都)へ寄附されたとのことです。

▼第4回東美文人煎茶会が6月11日(金) 午前10時より午後4時まで、東京美術倶楽部2階で開催される。今回は梅澤記念館の協力により、淹茶(玉露) 席を佃一輝宗匠が担当する。なお、濃茶席(済美庵) は赤坂水戸幸・吉田宗翠氏。点心席は竹葉亭。会費は弐萬五千円。詳しいお問い合せは、東京美術倶楽部 東美文人煎茶会事務局(有賀・須藤)  電話03-3432-0191まで。

▼第20回鈍翁茶会が6月19日(土) 、20日(日) 午前9時から午後4時まで、清風荘・宝紅庵(山形市東原町2-16-7) で開催される。今回の濃茶席々主は原田青珠庵氏。薄茶席々主は神通青山居氏。立札席々主は佐藤泰仙庵氏。お問い合せは、鈍翁茶会実行委員会事務局 電話023-622-3692まで。

▼第54回定期総会が5月28日、日本医事新報社3階会議室にて開かれます。追って案内状をお送りしますので欠席の場合は必ず委任状を投函して下さい。

▼三原支部の会員だった中野多里さんが3月28日、肝臓病のため死去されました(80歳) 。心よりご冥福をお祈り申し上げます。部長の永井氏からのお便りには、「3月30日、東町の専福寺にて雨の中しめやかに葬儀が行われ、多数の方々の参列がありました。中野氏はご存じの通り古美術に造詣が深く支部の茶会には半年前より会記、道具組みを浅野氏と準備され、浅野、中野の両氏がいなくなったいまでは、茶会も出来ない位重要な人物でした。また、「陶説」には常に投稿されていましたのに残念です。また、三原支部解散の時も入院中で、中野氏は反対されていましたが、小生老齢のため支部長を辞任、中野氏も病気のため和尚さんが解散を決意されたものと思っています。…とありました。

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