2026年度(第47回)小山冨士夫記念賞
◆褒賞の部(古陶磁に関する顕著な成果をあげた者に対する褒賞)
尾野善裕氏[京都国立博物館]
研究功績:古代の灰袖・緑釉陶器や近世京焼の編年案提示、日本における清朝陶磁の影響など、東アジア陶磁史に新知見を与えた研究業績
守屋雅史氏[元大阪市立東洋陶磁美術館館長]
研究功績:中国陶磁を中心とした中国美術全般にわたる研究や煎茶道史の第一人者として大きな影響を与えた研究業績
◆奨励賞の部(陶磁器に関する調査研究、展覧会の企画及び図録作成等の成果について、今後更なる活動を期待できる若手研究者等に対する奨励賞)
岡本隆志氏[皇居三の丸尚蔵館]
研究功績:明治時代の皇室に献納された近代陶磁を中心とする継続的かつ堅実な研究活動
重根弘和氏[岡山県立博物館]
研究功績:備前焼の通史および桃山時代の茶道具に関する新たな視点を提示した意欲的な研究活動
下村奈穂子氏[根津美術館]
研究功績:備前焼研究等に大きな成果を出すだけにとどまらず茶陶研究、茶道史、産業史まで広がりを見せた研究活動
シンポジウム「戦後日本の古陶磁鑑賞とメディア文化」
戦後の出版文化やメディアの展開が、古陶磁の評価にいかなる影響を与えたかを再考する東京文化財研究所の「昭和100年」記念学術シンポジウムです。
登壇者とテーマ:
◯森孝一[日本陶磁協会常任理事]「昭和100年の古陶磁鑑賞の変遷とメディア文化」
◯木田拓也[武蔵野美術大学 教授]「戦後日本の出版文化と中国陶磁─南宋官窯を中心に」
◯田代裕一朗[東京文化財研究所 研究員]「戦後日本の古陶磁鑑賞における『李朝』像の変容」
◯花井久穂[東京国立近代美術館 主任研究員]「民藝の戦後─生活と鑑賞の位相」
会場:東京文化財研究所 地階セミナー室 (東京都台東区上野公園13─43)
日時:12月21日(月)13時〜17時30分
入場料:無料(事前申込制、12月18日締切) お申込みはこちらから。
古美術愛好会 第10回 開催のお知らせ
古陶磁器を中心に、コレクターが集い学び、交流する「古美術愛好会」の第9回が開催されます。講義のほか、参加者による持参品紹介、歓談・交流の時間も設けられます。
日時:11月29日(日)13時30分~
場所:江東区東大島文化センター 2階・第一和室
テーマ:「六古窯を含む中世古窯(第1回・概論)」
講師:荒川正明氏(学習院大学教授)
参加費:3000円(学生1500円)
定員:40名程 ※事前予約制
申込み先 古美術愛好会:InstagramのDMにて
@kobijutsu_aikoukai(担当:古賀)
わん 碗 ONE
今年で15回となる京都やきものWeek「わん 碗 ONE」が、清水焼発祥の地である京都の五条坂・茶わん坂を中心に11月11日(水)まで開催されています。メイン展示である京都陶磁器会館での「わん 碗 ONE展」をはじめ、大学や博物館、ギャラリー、店舗などを会場に、茶会・座談会・展示・上映会など様々なイベントが催されます。詳細はウェブサイト、または五条坂・茶わん坂ネットワーク事務局(電話075-746-6771)へ。
砥部焼の原料確保へ寄附を導入
愛媛県砥部町は、伝統工芸品「砥部焼」の主原料となる砥部陶石の採掘や安定確保に向けた資金を募るため、現地決済型のふるさと納税システムを導入しました。町内の窯元約50軒で利用可能です。資源の枯渇や採掘コストの上昇という課題に対し、来訪者の購買と産地の資源保全を直結させます。
古代瓦窯跡の調査報告書を刊行
神奈川県松田町の指定文化財に関する長年の調査成果を総括した報告書『からさわ古窯跡群』が刊行されました。東名高速道路の建設時に発見された飛鳥〜奈良時代の遺跡で、官衙や古代寺院に供給された瓦を焼成した地下式登窯の構造などが詳細にまとめられ、古代の瓦生産の実態を明らかにしています。
2026年度日本民藝館展─新作工藝公募展─
手仕事による伝統的な工芸品を中心とした、日本各地の新作工芸品の公募展で、陶磁器・織物・染物・木漆工・ガラス工・紙工・金工・竹工・藁工などの工芸作品の入賞・入選・準入選作品が展示・頒布されます。
会場:日本民藝館(東京都目黒区駒場4─3─33)
電話:03─3467─4527
会期:11月22日(日)~12月17日(木)10時~17時(入館は16時30分まで)
休館:11月24日、30日、12月7日、14日
*11月22日、23日はオンラインによる日時指定・事前予約制
入館料:一般1500円
第14回伝統工芸北海道展
本展は11月4日(水)~9日(月)に札幌三越本館・三越ギャラリーにて開催されます。また以下のとおり関連イベントも催されます。
ギャラリートーク:11月7日(土)、11月8日(日)、14時から
作家による呈茶、作家の茶道具を使った呈茶:11月4日(水)14時~、11月7日(土)15時~
盛り付け実演(『割烹きすを』佐藤正尚氏他3名の料理人による解説):11月8日(日)11時~
国際アーティスト・レジデンスプログラム
ギリシャ・ペロポネソス半島のポルト・ヘリで実施される「Zギャラリー・アーツ」主催の国際アーティスト・レジデンスプログラム。
ジャンルを問わず、自立したアーティスト2名を対象に、1ヶ月間の静寂に満ちた創作環境を提供します。カリキュラムはなく、自然豊かな環境の中で制作やリサーチに集中できるのが特徴。また、年間1名に費用免除のフェローシップも用意されています。
*2027年度フェローシップ等の応募は、12月1日(太平洋時間/カナダ・バンクーバー)まで。
問合せ・応募先:Z Gallery Arts メール:info@zgalleryarts.com
公式サイト:zgalleryarts.com
