第70回定期総会決議ご報告

2020年6月26日(金) 15時より
於:日本医事新報社ビル3階 会議室

本年度の総会は、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、正会員のみなさまへは、ご出席を控えていただき、書面での決議および、委任状のご提出をお願いいたしました。ご協力を賜りまして、ありがとうございます。
結果、社員たる正会員数1,161名に対し、680名より議案を承認いただきました。よって、正会員数の過半数を超えましたので、総会成立となり、以下の通り報告並びに決議されましたので、ご報告申し上げます。

○報告事項
事業報告書(案)承認の件 2019年度(2019年4月1日〜2020年3月31日)
○決議事項
第1号議案
計算書類(案)承認の件 2019年度(2019年4月1日〜2020年3月31日)
○意見、質問
また、正会員より事前に寄せられたご意見、ご質問は以下の通りです。事務局が回答をいたしました。

意見
1、広島県・会員様より
特に決議事項に関するものではありませんが、『陶説』の編集に関して、旧弊ではありますが。来年度より「緑陰特集号」を復活させていただきたい。
2、東京都・会員様より
会員の方の紹介などが出来ると、会員同士の交流がもっと進み、見識や研究などがより多くなると思います。
3、岐阜県・会員様より
『陶説』が編集、デザイン、企画など1新され素晴らしい。更なるご向上を期待しています。

回答
寄せられた1〜3のご意見は、『陶説』に取り入れ、このような意見があったことは編集委員会でも共有します。

質問
1、東京都・会員様より
 A 中長期目標と財政基盤の安定化について以下の点など、どのように考えるか。
   1 中、長期目標
   2 会員数の増強
   3 茶会・研究会の頻度・参加者数引き上げ
   4『陶説』発行部数増加
   5 財政基盤協会の取り組みの具体的施策。
    外部の企業・組織からのスポンサーシップを仰いで、財政面のサポートをしてもらってはどうか。
 B 会員へのメリット還元は?魅力的なメリットの提供 中長期の目標は?

回答 A—1、A—2について
会員数拡大
・高齢化による会員数の減少をふまえ、会員数の維持ならびに、拡大に重点を置く。
・研究会、オンラインのイベントなどへ参加できるメリットを増やしながら40〜50代の新規会員増強に努める。
定期購読、ならびにバックナンバー購入者の増加を目指す
・『陶説』をやきもの専門誌として定期購読、もしくは購入したいと1般のやきものファンにも思ってもらえる内容、およびデザインに努める。
・販路拡大および図書館・大学への入会・購読のおすすめ
以上のように会費、購読費ならびに掲載広告費が、協会の収入の柱となるよう立て直していく。

回答 A—3、Bについて
茶会、鑑賞会、研究会がごく限られたメンバーの参加になっている現状をふまえ、会員が参加しやすい形のイベントに転換をしていく。考古、鑑賞、茶陶、近現代など、テーマを明確にしながら、『陶説』の特集記事とリンクしたイベントを多く開催する。会員の活動の紹介を以前のように行っていく。

回答 A—4について
上記から、部数増を図る。
回答 A—5について
公益社団法人という性格を外さないなかで、検討していく。

以上

公益社団法人 日本陶磁協会

検索