協会ニュース 『陶説』平成15年12月号より

▼「第45回日本陶磁協会賞受賞作家展」が、平成16年1月17日(土)から28日(水)まで、銀座・和光6階の和光ホ ールで開催されます。今回は協会賞が制定されてから50年となり、その節目を記念しての展覧会といたします。 各作家の力あるメイン作品と、テーマ作品「酒宴を演出する器」をお楽しみ下さい。テーマ作品は徳利、ぐい呑などの酒器の他、酒宴を盛り上げる楽しいデザインの皿なども出品されます。またテーマに合せて、受賞作家10名の「愛蔵の酒器」を特別展示いたします。なお、出品作品の一部を、今月号の口絵でご紹介しております。ご覧ください。

▼このたび乾由明常任理事が、瑞宝中綬章を受章されました。心よりお祝い申し上げます。

▼日本陶磁協会萩支部の設立総会・発会式ならびに懇親会が、11月28日午後6時よりサンライフ萩にて行われます。支部会長は小野公久氏、支部副会長は岡田裕氏、斉藤武男氏、幹事は石崎泰之、兼田昌尚、新庄貞嗣、三輪和彦、三輪休雪、大和保男の各氏、会計監事は坂高麗左衛門氏。総会・発会式の模様は、また次号でお知らせいたします。

▼「茶陶名品百選展-室町・桃山より江戸時代まで」が、12月23日まで福岡東洋陶磁美術館で開催されている。本展では茶碗・茶入・香合・火入・向付・鉢など、茶陶約100点を展示する。監修は、臨済宗相国寺派管長・承天閣美術館館長の有馬頼底老大師。主催は、同美術館と日本経済新聞社、TVQ九州放送。後援は、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、福岡市博物館、承天閣美術館。協賛は福岡銀行、十八銀行、JTB、博多宗湛会。なお、承天閣美術館より「砧青磁鳳凰耳付花入」「古染付高砂手花入」なども出陳されている。福岡東洋陶磁美術館は福岡市城南区七隈8-7-42 電話092-861-0054

▼第40回記念「島岡達三陶ゲイ展」が12月3日から9日まで松屋銀座7階画廊・美術サロンにて開催される。本展では、自選の地釉・赤絵・彩色・流紋・塩釉・窯変など多様な技法による大皿・壷・茶碗などの茶器から、組み食器・徳利・ぐい呑みまで新作130余点が展観される。

▼英国の人気陶芸家、ルパート・スパイラ氏の日本での初個展「ルパート・スパイラ陶芸展」が、12月4日まで東京・世田谷美術館で開催されている。スパイラ氏は1960年、ロンドン生まれ。会場には157点の代表作品が並ぶ。12月10日から2004年1月15日まで大阪・海岸通ギャラリーCASO、1月21日から2月18日まで金沢・石川県立音楽交流ホール、2月25日から3月19日まで福岡・アクロス福岡交流ギャラリー、3月26日から4月13日まで仙台・せんだいメディアテークを巡回する。

▼吉田明作陶展が12月17日から21日まで、東京広尾のギャラリー旬(港区南麻布4-2-49 サンパレスビル1F)で開催される。

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